豆まきの由来

節分には豆をまきますが、これは中国の習俗が伝わったものだそうです。豆は「魔滅(まめ)」、無病 息災を祈る意味があります。昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残ってお り、魔の目(魔目=まめ)に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」という事だそうです。
豆まきは一般的に、一家の主人か「年男」(その年の干支生まれの人)が豆をまくものとされていますが、家庭によっては家族全員で、というところも多いようです。家族は自分の数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言われています。

ただ、豆まきに使う豆は炒った豆でなくてはなりません。なぜなら、生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いからです。

http://www.kanshundo.co.jp/museum/saijiki_yogo/setubun01.htm

より抜粋。